平成25年に文部科学省より「国立大学改革プラン」が発表された。その中で、グローバル化の推進、外国人留学生の倍増が明記されている。
本学は、平成21年度から開始した「国際化拠点整備事業(グローバル30)」に伴い、2000人近くの留学生を受け入れている。
施設整備においてもカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所や外国人宿泊施設の建設等、アジアを代表する世界的研究・教育大学として機能の強化を目指している。(H25現在、外国人教員数216人)
その中でも、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所においては、英語が共通語として運営されている。 当然、対応する職員の英語能力向上は必要不可欠であり、施設系職員においても同様である。
例えば、英語による避難設備・消防設備の取扱説明や、トラブル対応等、施設系職員の業務の中で、外国人と英語コミュニケーションをとり、居住環境整備を行う必要がある。一方、居住環境整備をする上で、技術英語は必要とされるが、技術英語は特殊な分野でもあり、専門的な学習や環境を整えなければ習得は困難である。
本グループでは、外国人や留学生に対して、施設面におけるサービス向上を目的とし、英語コミュニケーション力や技術英語力の習得に向け、様々な活動を行う。
○沿革
~平成24年~
平成24年 1月 九州大学施設部長の主導により、建築・電気・機械を専門とした施設部職員で構成された『英語能力向上グループ』を発足
平成24年10月 『施設部英単語ハンドブック』発行
平成24年12月 立命館アジア太平洋大学(APU)へ出張(宿舎等の施設見学)
~平成25年~
平成25年 6月 ポートランド州立大学等(アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド)の視察に、英語能力向上グループのメンバーが同行
~平成26年~
平成26年 7月 『平成26年度九州ブロック技術英語能力習得プロジェクト連絡会』を開催
平成26年10月 『施設系トラブル対応(HANDBOOK)』を発行
~平成27年~
~平成28年~
平成28年 9月 『施設の英語表記事例集』を発行
○構成メンバー
石内 亨(リーダー)
田代 明子
菊池 龍
永田 哲也
平 幹子
林 輝美
福嶋 早織
渕上 圭介
山下 愛子
吉原 正剛
渡部 泰介